JOC Mainnet 接続手順について
本ドキュメントは、ユーザー環境にGethノードを構築し、Japan Open Chain の Mainnet へ 接続するまでの手順を記述したものです。 RPC Endpointsを利用し、dAppsの接続をご希望の方はこちらを参照ください。
接続までの流れは以下のとおりです。
1. Gethのインストール
接続元PCにGethをインストールします。(Geth ver1.13.5 まで動作検証済み) https://geth.ethereum.org/docs/getting-started/installing-geth
2. 初期設定
任意のディレクトリにデータディレクトリを作成します。ここでは「data」とします。
Unset
$ mkdir data
作成したdataディレクトリ内にブロック情報を記述する「genesis.json」を作成します。
Unset
$ sudo vi data/genesis.json
3. Gethの初期化
Gethを初期化します。作成したgenesis.jsonを指定するように以下のコマンドを実行します。
Unset
$ geth init --datadir data data/genesis.json
4. 同期
接続先ノードと同期します。node-1へ接続する場合は以下のコマンドを実行します。
Unset
$ geth --datadir data --networkid=81 --bootnodes="enode://d4c1196326527c13cb318fb062571d9ae25393cbaa06222b3e57ca6407eeac550cf0fd148250282fdcb48e64877f3451d7a8cca281d9a0364c5739462976dfb5@54.178.193.185:30303" --http --http.api="clique,personal,eth,net,web3,miner,admin" --http.corsdomain="*" --http.addr="0.0.0.0" --http.port=8546 --snapshot=false --syncmode="full"
テストネットのパラメータは以下のとおりです。
Node | Network ID | enode |
---|---|---|
G.U.Technologies Transaction Cluster-node-1 | 81 | enode://d4c1196326527c13cb318fb062571d9ae25393cbaa06222b3e57ca6407eeac550cf0fd148250282fdcb48e64877f3451d7a8cca281d9a0364c5739462976dfb5@54.178.193.185:30303 |
G.U.Technologies Transaction Cluster-node-2 | 81 | enode://a0662a1fb5d0b707c527355e03a59b1b5a63ffef76a3a758b2a0696c3f9e6205361db55906b91cdaa455c879aa8eb725536414fb0046990cc9e3611f4b130ef1@13.230.78.209:30303 |
JBFD Endpoint Cluster-node-1 | 81 | enode://fcaa8046c7a81525882c409f70de7fcd3b9eab1fb4c8361fc62bc4d97459a619bedcc274d04212bf7631be6873b8547bf87e0057a4243da5919d15d58e42ab8c@43.207.97.104:30303 |
5. 確認
以下のように同期され状況が確認できます。「Looking for peers」のメッセージが続く場合は、 正常に接続できていないため、同期コマンドやネットワーク環境をご確認ください。